尿酸値を下げる

尿酸値を下げる有酸素運動を始める際のポイント

 

尿酸値を下げる有酸素運動を始める際のポイント健康診断の結果を見て、尿酸値が高いといわれたことはありませんか。尿酸値が高いと、痛風や尿路結石になりやすいとされています。一般的に「贅沢病だ」といわれがちな痛風ですが、おいしいものに「プリン体」と呼ばれるうま味成分が多いものが多く、これが体の中で尿酸に分解され、排出されていきます。プリン体をたくさん摂る、または体質的に排出しにくい、などで尿酸がたくさん体にたまると、関節でとどまり炎症をおこします。これが「風が吹いても痛い」痛風の正体です。痛風も尿路結石も激痛を伴いますので、尿酸値を下げる努力を早急に行いましょう。

 

食事に気をつけることも必要ですが、ポイントは尿酸を排出しやすいように有酸素運動も心がけることです。有酸素運動はジョギングや野球、テニスといった球技など心肺機能を促進させるものです。動くことで筋肉も増加しますが、基本的には肺機能の向上、心筋や血管の強化や新陳代謝の促進が期待できます。尿酸値が高い人で肥満傾向にある人は、尿酸の代謝を促進すると同時に体重も落とすと非常に効果的であることが分かっているので、薬を飲む前に有酸素運動をすることがすすめられます。

 

ただ、普段運動をしていない人が過剰にした場合、疲労により尿酸がさらに作られるということがありますので、徐々に量を増やすようにしましょう。また、関節を傷めやすい状態にありますので、腰や膝、足首にサポーターを使用するなど十分に気を付けてください。「適度に」といわれても果たしてどのくらいがいいのか、悩む方も多いと思います。まずは、日ごろエスカレーターを使うところを階段でのぼってみる、一駅分歩いてみる、などから始めるとよいでしょう。

 

息が切れると「体がなまっている」「無理なのかもしれない」と思いがちですが、少し息が切れる程度(短い会話程度ならできるくらい)が体への負荷がちょうどいい状態です。実は、体が「ちょっとしんどい」と判断すると心拍数をあげたり呼吸を早めたりするように脳がコントロールします。体の代謝をあげて対応しようとしているだけなので、負荷が大きすぎるということではありません。

 

この程度だと血の巡りがよくなり、血管も鍛えられて破れにくくなるので代謝もよくなります。さらに、尿酸はストレスによってもたまりやすい傾向があるとされているのですが、少しずつ運動をすることによってストレスがたまりにくくなります。軽度のうつ病なら、無理のない程度に動くことをすすめられるのはそのためです。

 

尿酸値を下げるためだけではなく、体全体の機能をアップすれば成人病の予防にもなります。